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おとななら耐えられる。

数年前に絵本作家・エドワード・ゴーリー・ブームがあったとき、ちょっと嬉しかった。
子供の頃、家に「Rumpelstilzchen」という古典童話の絵本があって、
その絵がとても気になっていたから。
こどもごころに「好き」というより「気になってしょうがない」絵。

最近よく行く本屋さんにゴーリーコーナーができて、
彼のオリジナル作を何気なく一冊手にしたら。
もう、くれぇーくれぇー(=超暗い)。
一言で言って「陰惨」だよ。
こどもがうなされる、絵本なのに。

「Rumpelstilzchen」(ランプルスティルスキン?)はアメリカではメジャーな童話。
どんなに手直ししてもディズニーのフォーマットにのらない、
童話らしい不条理が全体をつらぬくストーリーです。
これがゴーリーの挿絵とマッチしてたんだなー。

機会があったら是非、どれでもゴーリーの本を手にしてみてください。
「どこまでやるんだ?!」とつい最後まで読むこと請け合い。

こどもの頃に出会う絵本は大切だ、というお話でした。
(どこが?)
by peep_giraffe | 2007-05-24 23:55 | 徒然


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