恩田陸の「夜のピクニック」を読みました。
面白かったです。 登場人物の感じたいろいろな事に自分を同調させて、 同じ気持ちを味わおうとするのが楽しいです。 フツーの事実を「おう、あなたはそういう切り口で見るか」 と、いうのが恩田陸の好きなところ。 途中、主人公が18歳の誕生日を迎えるシーンがあるのですが、 「くっ」と胸が痛くなりました。 自分も昔は18歳だったんだ、と思って・・・。 ところでこの本は「初めて読むはずなんだけど・・・?」 と、どうも自信が持てなかったです。 恩田陸の場合、同じ登場人物のグループで、 主役が変わって別の小説になってたりします。 今回のメインストーリーが別の話にエピソードとして出てきたりして、 もう「スケバン刑事状態」。 それだけ人物像がしっかり、はっきりしているということでしょうが。 気づけば女性作家のものを多く読むようになってました。 多分、男性作家の書く人物像に、 いまいちリアリティを感じられないことが多いからでしょう。
by peep_giraffe
| 2007-06-28 23:55
| 徒然
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